有酸素運動と無酸素運動

運動には、大きくわけて2つの種類があります。有酸素運動と無酸素運動の2種類で、それぞれの運動は効果が異なります。では有酸素運動と無酸素運動はどのように違って、それぞれどのような効果があるのでしょうか。

 

有酸素運動について

有酸素運動は、一度にかかる負荷はそれほど強くないのですが、運動をすることでエネルギーとして体内の体脂肪が使われます。そのため、体内に蓄えられている体脂肪が燃焼し、ダイエットなどには向いている運動といえるでしょう。体脂肪が燃えるまでには運動を始めてから20分ほどかかる、といわれていましたが、最近では運動し始めてすぐ燃える、という話もあります。ただし、最初は血液中の脂肪をエネルギーとして使うので、内臓脂肪や皮下脂肪が燃焼するまでには少し時間がかかるでしょう。有酸素運動は一度に強い負荷をかけて短時間おこなう運動ではなく、弱い負荷で長時間おこなうほうが効果的です。

 

有酸素運動の代表的なものは、ウォーキングやゆっくりの水泳、エアロビクスなどです。

 

無酸素運動について

無酸素運動は、一度に強い負荷をかけて、短時間だけ行う運動です。筋肉内のグリコーゲンという成分をエネルギーとして使用します。酸素を使わないので、長時間の運動というわけにはいきませんが、筋肉を鍛えるためには無酸素運動が向いています。体力をつけたい、筋力アップをしたいという人は無酸素運動が必須でしょう。一度に強い負荷がかかるので疲れやすくなりますが、それほど長時間おこなう必要はありません。1日10分でもいいので、筋力トレーニングを取り入れてみましょう。

 

有酸素運動と無酸素運動の組み合わせ

有酸素運動と無酸素運動はそれぞれ特徴が異なりますが、どちらかの運動を行うだけではなく、両方の運動を行うと運動効果があがります。無酸素運動で筋肉を増やすと、その分有酸素運動をしたときに脂肪が燃えやすくなります。有酸素運動の前に無酸素運動をしておくと、より有酸素運動の効果が高まる、ともいわれています。どちらもバランスよくおこなってみましょう。

 

運動の種類も変わるので、いつも同じ運動では飽きてしまいますが、違う種類の運動をとりいれるとより楽しく運動ができると思います。バランスとしては、1日1時間の運動をする場合、最初に無酸素運動を10分から15分、次に有酸素運動を30分から40分、最後にストレッチという組み合わせで取り組むと、より運動効果があがります。